手口は巧妙化しています

ダイレクトメールや電話のなどのアナログ手法で対象にされるのは金持ちで無知な高齢者です。こういった情報はありふれているので、巧妙化しているネットを利用した手口に触れてみたいと思います。

1.口コミサイトを装った広告サイト

皆さんはアフィリエイトをご存じでしょうか。企業の広告を掲載し利用者がサービスを契約すると数千円のキャッシュバックが得られるシステムのことです。

このアフィリエイトを巧みに活用した口コミサイトを運営している個人が無数に存在しています。食べログなどで問題になったように口コミにはステルスマーケティングという暗部がつきまといます。

広告サイトを良く見せようと他サイトの悪意ある口コミを自作自演するケースが後を絶たず何が真実なのか、まず見極めるのは無理だと考えた方がいいでしょう。

ちなみにこれは競馬業界だけに限った話ではなく、あらゆる業界で起こっている・起こりうる話です。

2.質問サイトでの自作自演

「ヤフー知恵袋」や「教えてGoo」などの質問サイトから情報を得るのは便利ですが、その利便性ゆえに悪質サイトが情報操作に利用することも多く見られます。

複数のアカウントやパソコン・携帯・スマートフォンを駆使すれば、いとも簡単に自作自演が出来てしまう欠陥があります。

あそこが良い、あそこは悪徳だ、こういった情報操作を専門にしている業者も多く存在しており、質問サイトの情報だけを鵜呑みにするのは危険と言わざるを得ません。

3.「いいね!」ボタンの悪用

フェイスブックには「いいね!」ボタンというのがあり人気のバロメーターに利用されてきました。

ところが最近、この数を増やす業者が外国にいることがニュースとなり話題となっていました。

日本人は他人の評価に委ねるところがあるのを知っての悪用であり極めて悪質な行為と言えるでしょう。

ツイッターのフォロワー水増し業者というのもいるようで、何だか眩暈がする想いなのは皆さんも一緒だと思います。

4.人気ランキングの悪用

競馬村や競馬人気ブログランキングが主流ですが、賢い皆さんはピンときた通り、これにも業者が存在しています。

検索すれば出てくるので言及はしませんが、ここまでくると業者の人気を競ってるんじゃないかと思いたくなるぐらいですね。数万のアクセスがあっても全て虚構というのは虚しくないのでしょうか。

このように信用されやすいものほど、情報をコントロールしようとする業者が出てくることに気づくと思います。重要なのは他人の意見ではなく、自分で利用して価値があるかどうかです。馬券同様に自己判断でサイトを利用していきましょう。